先日、取引先の方から紹介された文献が届いたので、帰宅する早々早速、読んで見ました
タイトルは「仕事の思想」、サブタイトルで「何故、我々は働くのか?」、この手の質問を問われると、とっさに出て来る言葉は「食べる為や生活する為に決まってる」、大抵の方は、この言葉が出て来るのではないでしょうか?
決して間違いではありませんし、意見する気でもありません、但し何故か先ほどのサブタイトルを口にすると興奮気味に「それは・・・に決まってる」と答えてくれる方が多いのは何故でしょうか?
10章のうち、5章まで一気に読んで見て、頭に浮かんだキーワードがあります、それは「この本をどんな人達が,手に取り読むのだろう」と言う事です
もうひとつ思った事は、「20代、30代・・・とその世代毎に書いてある内容の受け取り方や感じ方も違うのだろうな」と言う思いを感じました
私個人の思想的なコメントは、いろいろと論議を醸し出しそうなので控えておきますが、あくまで個人的には納得行くもので、うなずける内容でした
前記で述べた様に、サブタイトルの質問に対して、興奮気味に答えてくれる方々は、明確な答えに辿り着けないもどかしさや、現状の生活に何かが蓄積してしまい様々なフラストレーションから、考える前に思想では無く、実態を口々にするのだと思います
多くの人は働かなければ生きてはいけません、一度この様な本を読んで見ては如何でしょうか?
昨年の3月、震災とほぼ同時に始めたこのブログも、早いもので1年が経ちます
経営者としての社会的責任、社員を抱える社長として、そしてひとりの人間として、いろいろな立場をこなす自分に震災は重くのしかかりました
自分の中でも性格や考え方が変わった事は自覚出来ています
最近繰り返し出て来る言葉ですが、社員さんや家族、仕事の仲間達、良くしてくれる取引先の皆さん等に助けられてここまでやってこれました
その思いを被災地の方々にも伝えたい・・・そんな思いを胸に、震災で毎日、復興にご苦労されている皆さんへの応援の意味も含めて、しばらく継続して行こうと思います
誰に読まれる事の無いブログを、こうして毎日の様に書き込むのは寂しく思いますが、震災で亡くなった方々や被災した方々に対して、「私も毎日、一生懸命頑張ってます」と言うメッセージを込めて・・・。